②準備期 [口腔機能]
②準備期
準備期とは食べ物を口に取り込んで
咀嚼をして食塊を形成するまでの段階を言います。
この段階は大きく二つの動きにわけられます。
「捕食の動き」と「咀嚼の動き」です。
○捕食とは
捕食については大きく分けて2つあります。
手づかみで食べ物を直接取り込む
食器・食具を使い食べ物を取り込む
口元に運ばれた食べ物を
唇で感じます。(温度・硬さ・大きさ・粘性・液状などなど)
前歯を使い噛みきって適当な大きさにして口の中に取り込みます。
唇を閉じて食べ物が口からこぼれないようにします。
○咀嚼とは
口に入った食べ物を奥歯や舌・頬を使い、唾液と混ぜながらすりつぶして食塊を作っていきます。
口の中で飲み込みやすい「形」「大きさ」「硬さ」の流動食を作っています。
この段階で問題になるのは
歯の欠損
口腔内の麻痺(唇・舌・頬)
「食べ物が口からこぼれ落ちる」
「うまく食塊ができない」
次回は問題点について書いていきます。
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